シートとブック

ブックの作成と開閉方法

 ここでは Excelの新しいブックを作成する方法、既存のブックを開く方法、ブックの閉じる方法等について解説します。

新しいブックを作成する

 新しいブックを作成し、作成されたブックをアクティブにするには

  Addメソッド

を使います。

Sub Book作成()

    Workbooks.Add

End Sub

Book1 という新しいブックが作成されました。

ブックをアクティブにする

 指定したブックをアクティブにするには Activateメソッド を使います。

  Workbookオブジェクト.Activate

Sub Book選択()

 Workbooks(1).Activate

 Range(“A1”) = Workbooks(1).Name

End Sub

 最初に開いたブックである「MyPro.xlsm」がアクティブ状態となり、指定された A1セルにブック名が表示されています。

どのWorkbookjオブジェクトを取得するかは

・Workbooksプロパティ

・ActiveWorkbookプロパティ

・ThisWorkbookプロパティ

を使用します。

Workbooks

 開かれているExcelのブック全て

Workbooks(インデックス番号)

 ブックを開いた順番に振られるインデックス番号で指定

 Workbooks(1) = 最初に開いたブック

Workbooks(“ブック名”)

 ブック名を直接指定

ActiveWorkbook

 現在アクティブになっているブック

ThisWorkbook

 実行されているVBAコードの記載されたブック

 通常ではアクティブブックを指す

指定したブックを開く

 指定したブック(ファイル)を開くには Openメソッド を使います。

  orkbooks.Open Filename := “ファイル名”

 引数 Filename で指定するファイル名を入れます。この時ドライブ名から入れる必要があります。ファイル名のみを指定した場合は、その時のカレントフォルダーの中で指定されたファイルを探すことになります。

Sub Bookオープン()

    Workbooks.Open Filename:=”C:\MyPro.xlsm”

End Sub

この時、指定された場所に目的のファイルが見つからない時は下記のようなエラーメッセージが表示されます。

ブックを閉じる

 指定したブックを閉じるには Closeメソッド を使用します。

  Workbook/Windowsオブジェクト.Close _

  SaveChanges := True/False, Filename := “ファイル名”

 指定したブックを閉じます。この時引数 SaveChanges や Filename を使用して、変更保存やファイル名を変更することができます。

Sub Book上書閉じる()

 ActiveWorkbook.Close savechanges:=True

End Sub

 アクティブブックを「変更保存」して閉じる場合です。「変更保存」をしないで閉じる場合は「True」を「False」に変更します。

別名で保存する場合は 引数の Filename に新しいファイル名を入れます。

Sub Book別名閉じる()

    ActiveWorkbook.Close savechanges:=True, _

    Filename:=”C:\NewPro.xlsm”

End Sub

全てのブックを閉じる

 Workbooksコレクションを指定すると、すべてのブックを閉じることができます。

Sub AllBook閉じる()

    Workbooks.Close

End Sub

この時変更があった場合には、保存するかどうかの確認メッセージが表示されます。

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