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ある文字列の中で、指定した文字列が有るか無いか、あるとしたら何番目に有るのか、こうしたことが必要になる場合があります。
そのような場合に使う関数があります。
InStr(検索開始位置, 対象となる文字列, 検索文字列, 比較モード)
このInStr関数は、対象となる文字列から検索文字列が有るか無いかを検索し、最初に見つかった検索文字列が検索開始位置(1 とした場合は先頭)から何番目に有るかを数値で返す関数です。
次のようなメールアドレス一覧があります。
@より前がユーザーIDになります。
このメールアドレス一覧からそれぞれのユーザーIDを取り出してみます。

Sub UserID取出し()
Dim I as Integer
Dim P as Integer
I = 3
Do While Cells(I, “B”) <> “” ‘①
P = InStr(1, Cells(I, “B”), “@”) ‘②
Cells(I, “C”) = Left(Cells(I, “B”), P – 1) ‘③
I = I + 1 ‘④
Loop
End Sub
①メールアドレスが空欄になるまで以下の作業をします。
②メールアドレスにある@マークが先頭から何番目のあるか調べP
に代入
③メールアドレスの先頭からP-1文字をC列に表示
④次のメールアドレスに移動

なおここでは「比較モード」を省略しています。
省略した場合は規定値のバイナリーモードで比較されていることになりますが、バイナリーモード、テキストモードといったものについては、次のステージの勉強で大丈夫です。
今は省略して進めてください。

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